こんにちは、ケミィです。初めてのブログ投稿です。
試しに今週のお題で記事を書いてみようと思います。
私の習慣にしていることは筋トレです。
普段は自宅でトレーニングしているのですが、大学が春休みで家に引きこもってばかりなので、最近は近所の公園でトレーニングしています。
そんなことを続けていると面白い出来事が起こったので紹介します。
ある日、私はいつものように公園に行きました。
器具(雲梯)に近づくと、見慣れない光景が。
ストレートヘアのイケメンマッチョ外国人(ヨーロッパ系)の男性が器具のそばでじっと仁王立ちしているのです。
私がよく行く公園は基本的に老人層かファミリー層が大半であり、マッチョ、ましてや外国人などそれまで私は見たことがありませんでした。あまりにも動かないので最初は置物かと思ってしまいました。(失礼)
内心驚きながら、素知らぬふりをして雲梯でマッスルアップ(こんな感じのトレーニングです)
[http://:title]
の練習をしていたところ、その人が雲梯に近づいてきました。
そのときの私は心臓バクバクです。
「え、なんかこっちにきたし向こうも懸垂し始めたんだけど???」
とかそのときは思ってました()
そして、雲梯で引きこもり大学生とイケメンマッチョ外国人が対面で懸垂種目をするというよく分からない展開に。
それでも私が全然気にしないふりをして練習を続けていると、その人がいよいよこちらまで来て、
「How are you?」
と一言。
私はこれまでの受験勉強で培ってきた英語の知識をフル稼働させて
「fine, thank you.」
とドヤ顔で返し(実際はあたふたしてた)、おまけにグータッチも交わしました。
そして、彼がジェスチャーと交えて「もしかしてこの種目の練習してるの?」的なことを英語で聞いてきた気がするので、私も「動画を見せます」と英語で返し、スマホ片手にマッスルアップの動画を彼に見せました。
すると、彼は、「これのことだよね?」というような感じでマッスルアップを実際にやってくれたので、私も「oh, yes,yes!」と思わず興奮して言ってました。
その後、彼は私にジェスチャーを踏まえたり、簡単な日本語を使ったりしながら、マッスルアップのコツやマッスルアップに必要な筋トレを段階を踏まえながら細かく教えてくれました。彼が教えてくれるたびに、私もなるべく頭のなかの知識をひねり出しながら質問に英語で返答したり、リアクションをとったりしながらコミュニケーションをとりました。
英語で外国の方と会話をしたのは、学校のスピーキングテストとか、塾での英会話とか、そういう機会以来でした。私は「受験英語はできるけど話すのはできない」典型的な大学生です。それでも必死に自分が使える英語を話したり、リアクションをしたり、ジェスチャーをしたりしたりしながら、相手に伝えたいという一心で会話をしました。多分、相手も同じだったと思います。
最後に彼と別れたとき、グータッチをしながら
「頑張って」
と彼は日本語で言ってくれました。そのとき私は彼が応援してくれていることがめちゃくちゃ嬉しかったし、相手に伝えたいという気持ちをお互いが持っていれば例え話す言語が違っていても会話が出来るんだと思い、感動すら覚えました。彼と話せたことは間違いなくここ最近で一番うれしかった出来事です。
私が今回の話で言いたかったことは、「習慣を続けていれば、思わぬ出会いや出来事があるかもしれない」ということです。そしてそれが学びになり、成長に繋がるんだと思います。
私は一生懸命に筋トレを教えてくれた、紳士的な彼にまた会ってみたいなーと思いつつ、明日も筋トレを続けます。